お手本 筆の傘 唄・春日とよ栄芝
筆のかさ 炊いて待つ夜の 蚊遣火に さっと吹きしむ 涼風が
磯打つ汐の粋な夜に 女波男波の夫婦仲
寝つかれぬ夜はなお 恋しさに寝かさぬ時を 思いやる
■ カラオケ 筆の傘
●お手本 夕立やさっと 唄 春日とよ丸(市丸)
夕立やさっと吹きくるねやの戸に
ぴかぴかおおこわ
雷さんはこわけれど
わたしが為には出雲より
結んだ縁の蚊帳のうち
にくや晴れゆく夏の空
■ カラオケ 夕立やさっと
● お手本 夕立や田を 唄・春日とよ栄芝
夕立や田を三囲(みめぐり)の神ならで、
葛西太郎の洗い鯉、
酒(ささ)がこうじて狐拳、
ほんに全盛(ぜんせ)な、
事じゃえ、堀の船宿、
竹屋の人と呼子鳥
■カラオケ 夕立や田を
● お手本 涼み舟 唄・春日とよ福美
夏の涼みは両国で
行き逢う舟のさざめ唄
月明かり見ればおぼろの爪弾き姿
忍び逢う夜の首尾の松
うろうろ舟の行きあいに
「エエ すいかはいかが」豆や枝豆 影芝居
「まず 銅鑼の音」「しがねえ恋の情けが仇」
命の綱の切れたのを
どう取りとめて木更津から
めぐる月日も百代歳
今の両国は鉄の橋
にごった浮世に黒い水
お江戸懐かしいと思いませんかヨ
■ カラオケ 涼み舟
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